２．とりあえずやってみよう
ハーモニックトレーディングをマスターすると、チャートを眺めるだけで、波形が空見できるそうです。あとは、TradingViewなどのツールで描画してみて正しいかどうかを判定するそうです。
このインジケータでは、そのあたりを自動検出することを目標にしています。インジケータそのものはV9リリース時点で１５形状の検出に対応していますが、すべてにおいてトレードしているとあっという間に負けてしまいます。
まず、基本の４形状からトレードすることをお勧めします。
基本の４形状は、バット、オルトバット、ガートレー、バタフライの４種類です。
インジケータを操作して、基本の４形状のみを表示するように変更しましょう。
※初期起動時から、表示パターンを絞り込む方法があります。
詳細は「４．１初期表示する形状を変更する」をご覧ください。
ハーモニックが得意とする、EURUSDペアで考えてみましょう。
時間足のお勧めはH1かM15です。私はM15、H1、H4の３つのチャートで表示しています。主戦場はH1、M15はお試し、H4はH1で取りこぼした大きな形状の確認用です。
ａ．ハーモニックコントロール画面を開きます。
チャート左上に出ている「×HARM CTL」をクリックします。
ｂ．表示形状をすべて、非表示にします。
「All OFF」ボタンをクリックして、いったんすべて非表示にします。
ｃ．基本の４形状を表示します。
「BAT」ボタン（バット）、「ABT」ボタン（オルトバット）、「GRT」ボタン（ガートレー）、「BTT」ボタン（バタフライ）の４つのボタンをクリックします。
最後に４つのボタンの色が変わっていれば、操作終了です。
もう一度「×HARM CTL」ボタンをクリックするとコントロール画面が消えます。
後は、ハーモニックが検出されるまで、ひたすら待ちます。
ここからは、取説用に画像は、2017/2/10時点の最後のEURUSD M15でのハーモニック検知結果(2017/2/8)から画像を起こします。
ａ．ハーモニックが検知されました！
ここで慌ててはいけません。
実際には、さらに落ちていくこともよくあります。
インジケータでは、0.127の戻りをエントリーライン（緑色のライン）として参考表示しています。
ｂ．エントリーラインを超えた！ポジションを取ろう
その後エントリーラインを超えてきました。チャート上の黄色楕円で囲んだ部分です。
ここでポジションオープンです。青図形ですので買いポジションのオープンとなります。
赤図形なら売りポジションです。
ストップラインは、赤いラインで表現されています。チャート上の赤枠で囲んだ部分です。ここでは、AX1.414とAX1.618が候補として表示されています。赤いラインは反転ゾーン（PRZ)でもあります。反転ゾーンの考え方はたくさんあるのですが、このインジケータでは波形の形からAXもしくはCXを基準に反転ゾーンの範囲を候補として出しています。
今回は、浅めのAX1.414を選択しておきます。
動きが激しいときや、ターゲットラインと近すぎる場合は、もう一つ下のラインを選択します。
利益確定目標は青枠で囲んだDA0.5～DA0.618です。
ｃ．ブレークイーブン設定！
逆張りでのトレードですので、早めのブレークイーブン設定をお勧めします。
DA0.382を超えたら、無条件で、ストップをDA0.127まで移動するぐらいの気持ちで問題ありません。
ｄ．利益確定！
利益確定目標ラインに到達したので、利益確定です。
慣れてきたら、DA0.5にリミットを移動して、あとはMT4のトレイリングにお任せするなど、いろいろ工夫ができます。
また、PRZも兼ねている赤のラインま価格が行った後に反転してくることもあります。
その場合は、エントリー位置も一つずらしてください。
■赤いラインを超えたあと反発してきた場合
例えば、上記チャートの場合、BATパターンが出た後、AX1.000まで行った後反転を始めます。この場合はD点をエントリーラインとします。
MT4であれば、とりあえず成り行きでポジションをオープンした後に、ポジションのライン（緑）をクリック＆ドラックすると、ストップとリミットを移動できます。
■ＭＴ４におけるストップリミットの設定
なお、購入後レビューをしてくれた方へプレゼントしているトレード補助ツールにて、このあたりの操作を簡略化できます。
ハーモニックパターン検出インジ トレード補助ツール
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本内容は、投資に対する利益を約束する物ではありません。最終的には自己責任によるご判断よろしくお願いいたします。
